AN889の日記

組込みエンジニアのブログ

QorIQ

【Linux】NXP QorIQプロセッサ向けLinuxでのSGMIIリンク設定

NXPのQorIQシリーズT1014/T1024プロセッサーにてMACとイーサネットPHYをSGMII接続する際、プロセッサーのレジスター SGMII IF Mode (MDIO_SGMII_IF_MODE) でのリンク(MAC-PHY間のリンクです。PHYと対向機(例えばイーサネットスイッチやPC)とのリンクで…

【Yocto】NXP QorIQプロセッサ向け64ビットLinux

NXPのQorIQシリーズのT1024/14プロセッサーは64ビットなので、64ビットLinuxを試しました。 4.19*1は正常に動きました。 4.14*2はSPIフラッシュアクセスでカーネルエラーになります。本家*3のppc64関連のパッチを当てましたがダメでした。 未解決です。 *1:h…

【Yocto】NXP QorIQプロセッサ向けLinuxでのCONFIG_SMP

NXPのQorIQシリーズのT1014プロセッサー*1は一コアなので、これのLinuxビルドでカーネルコンフィギュレーションのCONFIG_SMP(Symmetric Multi-Processing support)を無効にしたところ、ネットワークが使えなくなりました。 QorIQシリーズにはDPAA(Data Pa…

【Yocto】NXP QorIQプロセッサ向けLinuxビルドでのカーネルコンフィギュレーション変更

組込みLinux移植(ポーティング)ではプロセッサーメーカー提供のSDKを使うことが多いですが、それに含まれるLinuxカーネルコンフィギュレーションはそのプロセッサーの評価基板(リファレンスボード)用になっています。自分達の開発基板(カスタムボード)…

【U-Boot】QUICC EngineファームウェアのSPIフラッシュからのロード

NXP(旧 Freescale)製PowerPC(以下、PPC)プロセッサのPowerQUICCシリーズは、QUICC Engineと呼ばれるファームウェア(以下、FW)を使って各種通信コントローラーを実装できます。このFWイメージのロードですが、PPCのブートローダーであるU-Bootに実装さ…